岡山県北、山深きところ。代々酪農を営む狩谷家の長男・雄介は音楽を志し東京で暮らしていたが、父の怪我をきっかけに家業を手伝うため故郷に戻った。しかし消えぬ音楽への思いや酪農の現状、恋人との行き違いから、この土地を引き継ぎ、酪農家として生きていくのか迷いを抱えていた。
恋人・陽子には若くして逝った夏生との間に幼い息子がいた。夏生の「家」にとってはその子が唯一の跡継ぎであるため、陽子が息子とともに暮らすには今の生活を続けるしかなかった。
初日の出を見る事が慣わしである狩谷家。妹も帰省し、いつもと変らぬ年明けを迎えようとしていたある日、雄介がかつて酪農の手解きを受けた叔父・義行の牛舎で火災がおこる。雄介の中で何かが静かに変わり始める……。
土地独特の人間模様、将来見えぬ不安、見つめ直される家族の絆。岡山県真庭市で農業を営む映画作家・山崎樹一郎が若き酪農家の葛藤と未来へのささやかな希望を「土地からの視点」で描いた長編初監督作品。
岡山県内全域で巡回上映!!
2011年10月29日より2012年3月18日まで、約5ヶ月かけて監督とともに岡山県内を巡回します。
上映カレンダー
※下記の会場名をクリックすると詳細情報・地図が表示されます。
主催:陽光プロ 共催:シネマニワ、他 後援:真庭市、他
協力:各地域の支援者の皆さん
第9回おかやま県民文化祭参加事業(オープニング上映)
前売券(全会場共通)、絶賛販売中!
[前売]1,000円 [当日]1,200円(中学生以下 無料)
【お問合せ・ご予約│陽光プロ】
TEL.080-5085-3876(担当:桑原)
【チケット取扱い施設・店舗】
久世エスパスホール、いちょう庵、新庄村ふれあいセンター、あわくら会館、津山市コミュニティセンターあいあい、
阿曽房、堕天使工房、勝山文化往来館ひしお、北房文化センター、山崎邸( 古民家シアタア)、
カフェてぁ、てれやカフェ、このか、天神山文化プラザ 大ホール 、ロマン高原かよう総合会館、
スタジオ・ザ・ブーン、笠岡市市民活動支援センター 、玉野市文化会館バウハウス、
落合ショッピングセンター サンプラザ、ひのき草木染織ギャラリー、Cafe onsaya、ピアットノノ、ぎんざや、
森の工房、茶蔵、奈義町観光案内所、他
酪農にたずさわった歌人・伊藤左千夫が遺した歌である。
農民が文化を起こすとき、歌や芸術はうねり、彼らの労働の力になるだろう。
そしてまた、土とともに生きる彼らの声は、この映画の力にもなることを願って、
『ひかりのおと』に寄せられた、若き農民たちの声を集めました。
現在の農業を取り巻く環境、地域や農村の課題や問題を取り入れつつも、
最後はすがすがしく観終わって気持ちのいい映画でした。
地産地生の映画で、田舎に住んでいないと描写できないシーンが
たくさんあったと思います。今までの映画では感じられなかった
気持ちのいい何かを感じることができました。
都会の映画監督では描くことのできない、田舎特有の価値観と人間関係が、
見事に描かれていたと思います。悩める主人公を支える「家族」と
「人と人とのつながり」は、厳しい世界を生きる多くの農家にとって、
同じく心の支えであり、小さな光明だと思います。
苫田郡鏡野町 野菜全般 大林和弘 27 歳
ひとつの家族を通して地域社会の中で生きていく農家の姿が
素直に表現できている気がした。農業をやっている一人として
たくさんの事を感じさせられる映画でした。妻にも観てほしいと思った。
真庭市蒜山 水稲 木村政彦 37 歳
「ひかりのおと」が聴こえてくる感じがした。
実際、酪農経営は現在厳しいですが、為せば成ると思って観ました。
真庭市蒜山 畜産 石賀 始 34 歳
主人公と僕は考え方が全然違う。それでも思う通りにならない、
時に感じる自然の余りの厳しさはすごく感じた。
それでも進んで行くしかない。それは誰でも同じですね。
人はそれぞれ抱えている事がある。しかし、それを抱えて生きて行く。
時にはひとりかもしれない。つらいかもしれない。
それでも好きという気持ちを持てたら、救われるのだと思った。
僕は今の仕事が好きです。
真庭市二川 クリスマスローズ、その他園芸 片山雅博 28 歳
地方の若者からお年寄りの方に見てほしい。
都市で悩み人生の岐路に立っている若者や中年世代にも見せたいです。
美作市上山 米、野菜、その他 西口和雄 45 歳
家族経営農家が世代交代(継承)していく時、後継者が自分の意志で
農業を選んだかどうかが大切なように思う。
特に酪農のように何十年もかけて、牛を増やし、借金をし、
牛舎や設備を整備しながら経営を軌道に乗せてきた農家にとって、
経営の継承は大きな課題。酪農は消極的に継承してやっていける程
甘くないだけに、相当な志や覚悟、やりがいが必要だと思う。
映画では、主人公が酪農を廃業した叔父に「お前には家族がいるから、
できるかもしれん」と、背中を押されるシーンが印象的だった。
「農業がしんどい時代だからこそ、家族経営にこそ強みがある」。
そんなメッセージが含まれているように思った。
真庭市久世 なす、ほうれん草、ピオーネ 大塚雅史 37 歳
命の大切さや絆を感じました。
勝田郡奈義町 岡山農業大学校 学生 18 歳

百人の百姓の声は上映の度に集め、「百人の百姓ブログ」にて掲載していきます。
監督、スタッフとともに巡回上映に協力していただけるサポートスタッフを募っています。
会場設営やネット宣伝、チラシやポスターの配布、声かけからでもかまいません。
チラシを置いていただけるお店の方などもご連絡下さい。
※お近くに上映会場がない場合、自分たちの地域でも開催したいという方はご相談下さい。
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山崎樹一郎(やまさき・じゅいちろう)
1978年大阪出身。岡山県真庭市在住。学生のころ京都国際学生映画祭の企画運営に携わる。大学卒業後、映画監督・佐藤訪米の経営する「祇園みみお」にてスタッフ兼助監督として過ごし、8年間の京都生活を止め父の実家である真庭市に移住。現在トマト農家。農事組合法人ファーモニーズまにわ理事。本作は『紅葉』に続く真庭作品第二作目となる。
ひかりのおと The Sound of Light
2011年/日本映画/カラー/16:9/HDV/89分/ステレオ
出演:藤久善友 森 衣里 真砂 豪 佐藤豊行 中本良子 佐藤順子 辻 総一郎 坂本光一 大倉朝恵 浅雄 涼 大塚雅史
脚本・監督:山崎樹一郎
プロデューサー:桑原広考 加納一穂 岡本 隆│撮影:俵 謙太│照明:大和久 健│録音:近藤崇生(丹下音響) 大森博之
音楽:増岡彩子│監督補:木村文洋│演出助手:兼沢 晋 進 巧一│照明助手:吉川慎太郎 蟻正恭子│録音助手:野崎貴史
衣装:園部典子│メイク:横田蕗子│制作主任:冨永威允│制作進行:黒川 愛 梶井洋志 堀 理雄 藤田光平 加藤稚菜
宣伝美術:竹内幸生│宣伝写真:杉浦慶太│WEBデザイン:古林正江│翻訳:Anthony Scott スコット美晴
挿入歌:「青空」 作詞:みど 作曲:あやこ│音楽協力:吉田光利 地底レコード│特別協力:三浦牧場
|製作協力:シネマニワ|製作・配給:陽光プロ







